平成・令和の大修造悠久の歴史とご縁を紡ぐ

平成・令和の大修造平成・令和の大修造

宮司挨拶

石清水八幡宮は、平安時代貞観2年(860)の御鎮座以来、皇室の崇敬はもとより、多くの国民から篤い崇敬を受けて参りました。現在の御社殿は、織田信長公の修造及び豊臣秀吉公の造営を経て、江戸時代初めの寛永11年(1634)、徳川三代将軍家光公の造営によるもので、絢爛たる彫刻と朱漆に彩られた荘厳華麗な御社殿であり、国宝に指定されております。
また境内のほぼ全域は、国の史跡であるとともに、京都府の歴史的自然環境保全地域の指定も受けており、様々な文化財の保護は申すに及ばず、自然環境の保全にも鋭意努めて参りました。この豊かな自然に護られてきた境内建物は、前回の修理より五十余年もの風霜を経て傷みが露わになってきたため、御本殿をはじめ摂末社の修理を平成5年より順次執り行い、御本殿については平成24年4月に無事終えることができました。ご支援ご協力を賜りました皆様方に対し改めて深く感謝申し上げる次第でございます。しかしながら、広い境内に立ち並ぶ歴史的建造物の修復工事は未だ途半ばであり、私共は引き続き「時をつなぐ、心をつなぐ」「平成・令和の大修造」事業として、取り進めて参ることと致した次第であります。
ご崇敬各位をはじめ、広く志のある方々、当宮との御縁故を有する皆様におかれましては、何とぞ趣意ご賢察の上、格別のご奉賛を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

石清水八幡宮 宮司 田中恆清

大修造について

意義・シンボル

平成・令和の大修造シンボルマーク平成・令和の大修造シンボルマーク

平成・令和の大修造
シンボルマーク

その昔、男山に光(神)が降りてきて、ひと際明るく輝いていたところにお社を建て、お祀りしたという言い伝えをデザインモチーフにしました。いにしえより受け継がれてきた神を尊ぶ美しい心を未来へつないでゆきたいという願いを込めています。

神のちからの再生神のちからの再生

神のちからの再生

神道は再生の文化。神のちからは、お宿りになられるものを新しく調え直すことにより再生するものと古来信じられてきました。伊勢の神宮の御正宮を20年に一度造り替えることも、天照大御神様のおちからの再生を願ってのことなのです。私たちが崇め尊ぶ八幡大神様も御社殿を新しく麗しく調え直すことにより御神威(ごしんい)は精気に満ち以前にも増して神々(こうごう)しく光り輝かれるのです。

日本文化の伝承日本文化の伝承

日本文化の伝承

千古の昔より連綿と護り伝えられてきた美しい伝統建築の数々。これらには先人たちの心が込められており、訪れる人々の心もまた、静かにそして豊かに包み込んでくれます。また文化財は今に生きる私たちの共有の財産であり誇りであるといえましょう。遠い遠い祖先から大切に受け継がれてきたこの貴重な遺産を、私たちは確実に次代へと護り伝えていくよう努めていかなければなりません。

「平成の大修造」を経て「平成・令和の大修造」「平成の大修造」を経て「平成・令和の大修造」

「平成の大修造」を経て
「平成・令和の大修造」

御社殿を始め、境内摂末社および諸建物は、昭和42年の前回修理から数十年を経過し著しい傷みが目にも露わとなって来たため、平成5年より「平成の大修造」事業として順次修復工事に取り組んで参りました。
平成17年からは御本殿(内殿・外殿)含む御本社10棟の修復工事に着手し、平成21年4月25日・26日に本殿遷座祭が滞り無く斎行され、大神様に仮本殿から美しく蘇った御本殿へとお還り頂くことができましたのは、偏に皆様方の格別のご厚情によるものと心から厚く御礼申し上げます。
さらに平成から令和へと御代替わりを迎え、歴史的文化財を後世に護り伝えていくため、引き続き重要文化財を含む建造物の修理および境内の防災工事事業として「平成・令和の大修造」に着手致しました。
まず境内摂社であり重要文化財に指定されている若宮社・若宮殿社の屋根の修復工事を約60年振りに行い、令和2年4月26日夕刻、清めの雨の降る中、正遷座祭が厳粛に斎行され、美しい檜皮葺の両社に御神霊が還御されましたことをご報告申し上げます。
先人たちの優れた技と心の精髄であり、国民の共有財産でもある歴史的文化財を後世に護り伝えていくため、崇敬者各位を始め、広くお志のある方々、当宮にゆかりのある方々におかれましては、何卒趣旨ご賢察いただき、「平成・令和の大修造」におきましても格別のご奉賛を賜わりますよう謹んでお願い申し上げます。

全体事業計画

総事業費 20億円
文化財建造物保存修理事業(重要文化財) 若宮社・若宮殿社・狩尾社・東総門・西総門・北総門
境内諸建物保存修理事業 南総門・神楽殿・授与所・社務所・書院・
御羽車舎・御鳳輦舎・
頓宮斎館・頓宮廻廊・
信長塀・収蔵庫など
境内整備事業【国指定史跡地】 環境整備(境内地)・防災設備

ご奉賛の方法・特典

ご奉賛いただいた方には
下記特典をご用意しております。

会員区分 | 
奉賛金額
奉賛特典
愛奉賛
壱阡圓以上
・記念品贈呈
寿奉賛
五阡圓以上
・芳名板顕彰 ・芳名永久保存 ・記念品贈呈
福奉賛
壱萬圓以上
・芳名板顕彰 ・芳名永久保存 ・記念品贈呈
賛助奉賛
五萬圓以上
・芳名板顕彰 ・芳名永久保存 ・記念品贈呈
賛助奉賛
壱拾萬圓以上
・芳名板顕彰 ・芳名永久保存 ・特別記念品贈呈
賛助奉賛
五拾萬圓以上
・芳名板顕彰 ・芳名永久保存 ・特別記念品贈呈
特別有功奉賛
壱佰萬圓以上
・芳名板顕彰 ・芳名永久保存 ・特別記念品贈呈 ・祭典招待 ・感謝状授与
功労奉賛
参佰萬圓以上
・芳名板顕彰 ・芳名永久保存 ・特別記念品贈呈 ・祭典招待 ・感謝状授与
特別功労奉賛
五佰萬圓以上
・芳名板顕彰 ・芳名永久保存 ・特別記念品贈呈 ・祭典招待 ・感謝状授与
名誉奉賛
壱阡萬圓以上
・芳名板顕彰 ・芳名永久保存 ・特別記念品贈呈 ・祭典招待 ・感謝状授与

ご奉賛を申し込まれる際は、
以下のご奉賛申込フォーム
または「平成・令和の大修造 奉賛事務局」まで
お問い合わせください。

大神様の社を彩る御本殿 釣灯籠奉納戦国の世に秀吉も奉納した崇敬の証と私たちの思いをかさね悠久の時間が流れる社に名を刻みませんか?大神様の社を彩る御本殿 釣灯籠奉納戦国の世に秀吉も奉納した崇敬の証と私たちの思いをかさね悠久の時間が流れる社に名を刻みませんか?

平成・令和の大修造 奉賛事務局

〒614-8588
京都府八幡市八幡高坊30
石清水八幡宮内
075-981-3001